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「ヒロシマ」という場所の結晶化 [メディアから]

E7ACB9E5B2A1E59593E5AD901.jpg笹岡啓子作品


彦坂尚嘉氏のブログで
写真家・笹岡啓子氏の個展が開催されていることを知った。
http://hikosaka.blog.so-net.ne.jp/2008-05-25

場所は月島のタマダ・プロジェクト(大きなギャラリーです)

http://www.tamada-pj.co.jp/project/gallery.html

この作家は30歳、広島出身で
彦坂氏によると

「その写真には、広島を見つめて来た眼が、
そのまま広島の外の世界を見ているという、
特権的な眼差しがあります。」
とのことで、素晴らしく良い展覧会らしい。

「ヒロシマ」からのまなざしが表現としての強度を創り出し 、
きわめて優れた、硬質の写真となったのであろう。

先日DVDで観た「夕凪の街 桜の国」も(原作は優れたコミック)
60年を経た「ヒロシマ」が結晶化して生まれた美しい表現だと思う。
(映画がやや冗長なのは残念だが)
http://www.yunagi-sakura.jp/news.html

この美しさはしかし、爆心地付近の公園にある
公共彫刻のような、傷を覆い隠すごときデザインとは違う。
もっと内側から、傷口そのものが輝くような不思議な崇高性である。

そして和田賢一氏の絵画もそうした系譜であると思った。

http://www.kawag.net/page069.html

2月、氏自身も被爆者の列に加わってしまった事はあまりにも衝撃だった。
「ヒロシマ」は現在も継続中であり、「過去の出来事」ではない。
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